CMCの大事

  

髪はタンパク質(80%)、水分(12%)、脂質成分=CMC(8%)の構成でできています。

脂質成分=CMCが大切だとわかりました。

このCMCは毛髪の「艶」、「柔軟性」、「指通り、手触り」を左右する重要な物質です。

このCMCがしっかり補充されていれば、ゴワゴワ、ガチガチの髪の毛にはなりません。

なぜ、CMCが不足してしまうのか?
まずは洗浄力が高すぎるシャンプーを使用することで、徐々にCMCが流出していきます。

さらにこれらのCMCは弱酸性であることから、アルカリをつけると流出してしまうので、
アルカリに傾いた毛髪は一気に柔軟性を失いごわつくようになります。
特にカラーリング、パーマをしたときには、アルカリ剤でCMCを溶かしてしまうので、
その後のアフターケアが非常に重要になってきます。

つまり
髪の毛に脂をさすといいことです。
しかし脂ならなんでもいいという訳ではありません。
ここがポイントです。

「ナノ化CMC脂質」、「アミノ酸系セラミド」、「高浸透オイル」など
CMC補修、水分保持されるものが適しています。

CMCをパーマやカラー、ストレートにあわせて施術していきます。
大きな流れです。
1、プレ処理で毛髪を整える。
ここではパーマを巻く前につけます。
2、ミドル処理
薬剤がしっかりと作用しているかのチェックをした後にしていきます。
このところがものすごく大事になってきます。
毛髪に一番負担がかかっているときに、CMCを入れていきます。
3、アフター処理
CMCを入れ込んだものが流出しないようにします。

施術しながら毛髪をケアする、新しいシステムです。


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